親が死に、子が死に、そして孫が死ぬ。

私たち、はちどりの堤代表のお父様が子、孫。曾孫に見守られて天に召されました。

YMCAの総主事を務められた堤代表を奥様と育て上げ、老後は阿蘇YMCAの若者たちとの深い交わりをもち楽しく暮らしておられたことを伺いました。

このように・・・

日本全体多くの高齢者は、結婚し子に恵まれ子が結婚し孫が生まれ、ごく普通の生活をしているのだと思います。

そして禅にある。「親死子死孫死」が望まれます。

これは親が死ね、子が死ね、そして孫が死ね。人間必ず死に悲しい思いをするが、この順番が違うとさらに悲しみが増す。だからこの順番通りに死ぬことが幸せである。ということのようです。

しかし、近年の風潮では「おひとりさま」「独居高齢者」「孤独死」「孤立」など

結婚せず。親戚付き合いもせず。近所付き合いもない や 従来からの核家族化に代表されるような子は子、親は親という生活が優先されたり、また親の面倒を見ない子や親の面倒を見る余裕のない子などが増えてきているように思われます。

当法人、はちどりでも本年度4月より、おひとり様サポートとして、身寄りのいない高齢者や、身内とのつながりの薄い高齢者の方々へむけて「生涯身元保証」や「万が一時の死後事務委任」などの提供を始めましたが、おひとり暮らしの方や子供がいないご夫婦などからご相談をいただいております。

4月29日にも、おひとり様サポートの相談会を行いましたが、将来を真剣に考えてどのような準備をしておけばよいのか、そしてどこが信頼できるのか、お悩みをお持ちの方が多いことを実感いたしました。

次回5月30日にも相談会を実施いたしますので、またどのようなご相談をお受けすることができるか身が引き締まる思いで準備しています。